2006-01-01から1年間の記事一覧

赴く(おもむく)

その方へ向かって行く。状態がその方へ向く。気が進む。同義語は「向かう」「行く」。神聖ゼテギネア帝国第一皇子ガレスの召喚に応じ、たった1人でアヴァロン島最北の町、アムドに赴いた。(Stage 5) 彼女は最後にギルバルドのところに赴いた。(Stage 7)…

去る(さる)

ある所・状況から離れ、ほかへ行く。移りめぐってくる。同義語は「行く」「戻る」「帰る」。反対語は「来る」。アラディが先に去るとグランディーナはその場に両膝を落とした。(Stage 5) 休もうとしたがなかなか寝つかれず、老占星術師の脳裏にはさまざま…

戻る(もどる)

ある場所からいったん移ったものがもとへかえる。あとへひきかえす。以前の状態に復する。同義語に「帰る」「返す」。反対語は「行く」「出かける」。そのものずばりで、最初の意味での使い方のが多いと思うんだけど、最後の意味は「元に戻る」と状態が回復…

来る(くる)

こちらに向かって近づく。自分のいる場所を中心に見立てて、物事とか人物、現象が中心に近づいてくるのを中心の側から言うこと。 同義語に「戻る」。 反対語に「行く」だと思ってたんだけど、どっちが動くかという主体の違いなので、実は同義語の間違いかも…

帰る(かえる)

もとあった所へ戻る。折り返す。立ち返る。 「返る」とも「還る」とも書く。同義語は「戻る」。反対語は「行く」「発つ」「向かう」など。帰る、返る、還るで一応使い分けとります。「帰る」が一般的。あとの2つでカバーできない範囲に広く対応。「返る」は…

発つ(たつ)

出発する。出かける。「起つ」「立つ」とも書く。「旅立ち」って書くと「立つ」でも同じなんだなとわかる。ただ、私的には「立つ」はあまり使わない。「旅立ち」はともかく、「立つ」と使う場合には「人が立つ」とか「煙が立つ」みたいに下から上への動きに…

出かける(でかける)

目的地に行くために出る。出向く。出ようとする。同義語に「発つ」「目指す」「向かう」「出る」。反対語は「帰る」。いままでいちばん使うタイミングがはっきりしてる言葉だね。「出かける」だったら玄関のドアの辺りに立ってるところかまだ支度してるとこ…

何で「行く」から始めたのか。

滝川はずっと、こんな辞典というか、自分の言葉の使い方集というのを作ってみたいと思ってました。自分の言葉の使い方というのを振り返って、まぁ、人様の参考になるようなものじゃないかもしれませんが、言葉を使うことに対するこだわりとかを書いてみたい…

目指す(めざす)

目標とする。めがける。ねらう。移動のような物的な動きより、目標のような精神的な動きに使われることの方が多いか。同義語に「目掛ける」「狙う」「向かう」「出かける」。反対語は思いつかない。目標としない、の反対語なんかなかったよなぁ? 単に語彙不…

向かう(むかう)

ある場所や方向を目指して進む。「行く」が裏に「行って○○する」というのを含んでいるようなのに、「向かう」の場合はそこに行くこと自体の方が主体。「行く」よりも行為として強い感じ。同義語に「行く」「目指す」。反対語は「来る」ではちと弱い。「やっ…

行く(いく)

いま、いるところから目的地に移動する。同義語が主体的に「行くぞーッ」って感じが強いのに対し、どんな時でも一般的に使える。でも「〜行った」「〜行った」の連呼は間抜けだろう。同義語に「向かう」「目指す」。反対語に「来る」。「いく」という読み方…